音はすれど、いつどこで光るか分からない雷。
そんな雷の撮影方法について比べてみました。
雷を撮影する時の参考にしていただけたらと思います。
目次
写真として連写で撮影する
同じ場所で光ることが多いと思います。
とにかくその方向に向けて連写します。
雷が写っていない写真は破棄すればよいという考えです。
シャッタースピード1.0秒 ISO200 50mm f/1.4
のちに動画で状況を紹介しますが、連続で雷が発光していました。
ホワイトバランスは太陽光で設定し、シャッタースピード優先で撮影しています。
星も見えていて綺麗に撮影できました。
シャッタースピード0.5秒 ISO200 50mm f/1.4
見た目は1秒と変わらないですね。それよりもタイミングという感じでしょうか。
かなりの枚数を撮ることになるため、かなり忍耐のいる設定になると思います。
動画としてフレームレートを変えて撮影する
フレームレート60Pの動画で撮影する
ISO3200でシャッタースピード1/60で撮影しています。
少し暗めですが、飛びすぎずに撮影できました。
フレームレート24Pの動画で撮影する
次に少し明るめにするためにフレームレート24Pに変更し、ISO6400にしてみました。
シャッタースピードは1/50になりましたが、同調していないストロボのように半分明るさの違うコマが出てしまいました。
ハイスピード120fpsの動画で撮影する
雷の稲光というか光のラインが出ている様子を長く動画で撮りたいということで1/120のシャッタースピードで撮影してみました。
再生フレームレートは24Pになります。したがって実際のスピードに対して1/5倍速のスローモーションになります。
さすがにシャッタースピードが速いので、上下で明るさが違うフレームが多発しますが、線が伸びてくる様子が分かるのは興味深いですね。
まとめ
ということで、写真と動画で雷の様子を撮影しましたが、いかがでしたでしょうか。
今回は30秒とかの長いシャッタースピードの写真は撮りませんでした。
長いシャッタースピードは雷を写真におさめる確率は上がる良い方法ですが、積乱雲の美しい立体的な輪郭を写真にすることはできないでしょう。
雲の尾根を雷が伝っていくような写真、或いは雷さまの息遣いが聴こえてくるような動画を撮影してみてください。
おまけ
最後に激しく発光を見て、まるでコンサートでのドラムソロのようだと思い、ドラムの音を付けてみました。
ぜひ雷の音が聞こえたら動画で撮影してみてくださいね。
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