冬のシーンをスローモーションで撮影するアイデアです。
どんなシーンを撮影すればスローモーションとして美しく撮影できるのかを考えてみました。
冬は空気が乾燥していて太陽の位置も低いので光が綺麗に見えます。午後も3時を過ぎると街もオレンジ色に染まり始めます。そんな時間帯の逆光をメインに撮影してみました。
目次
慌ただしい街の人波
混沌とした騒がしい状況こそ、そのギャップに心動かされるものがあります。
逆光でシルエット気味に撮影してみました。
寒くなってもなお美しい色彩でステンドグラスのような紅葉
1月になっても、こんなに綺麗な色をしている紅葉があるのですね。「イロハモミジ」というのだそうです。
陽が当たっている方は枯れ葉の色をしていますが、太陽からの光を透かすようにして撮影すると風に揺れているのもあり、スローモーションが際立ちます。
突然降り出して街を白く染める雪
最近では東京に雪が降ることはあまりないのですが、積もりそうな勢いで降り始めたので急いで東京駅に行きました。
雪自体がそれほどのスピードはないのですが、それでも人の動きがあるとスローモーションはまた違った世界を感じさせてくれます。
雪が際立つように、下からライティングをしながら撮影しました。
境内で流れ落ちる雪解け水
水の動きはスローモーションで撮影すると際立ちます。
これは東京に雪が降った次の日です。
普段は晴れている背景に雨水が滴ることもないのでしょうが、雪解け水なので時間差があり、晴れてもなお勢いよく滴っていました。
ピントを手前で固定してから、びしょ濡れになりながら撮影しました。
走る電車の中からの撮影
電車の中からタイムラプスはよく撮影するのですが、今回はスローモーションで撮影してみました。
人の動きが遠くだと止まっているように見えて、ジオラマのようで興味深い映像になりました。
風の強い日に河原で揺れるススキの群生
これは定番のようなスローモーションですね。最初、風が弱くて絵にならなかったのですが、陽が沈み始めたら寒さと共に風が強くなり、そのタイミングで撮影しました。
陽射しを見え隠れするように撮るとエモい映像になります。
水蒸気に突っ込むジェットコースター
動きの速いもの変化の速いものは格好の被写体になります。横から光が入ると立体感が増しので、そんな状況を探して撮影してみましょう。
冬の花火
最近ではイベントで冬に花火を打ち上げるのは普通になってきましたね。そんな瞬間を撮影してみると瞬間の煙や浮かび上がる景色がゆっくりとした時間の中で美しく輝くでしょう。
朝に入れたコーヒーや朝ご飯から立ち上る湯気の粒子
「スローモーション」と頭の中に入れておくと、脳内サーチではないのですが、その瞬間に気づくことがあります。
朝のコーヒーを淹れた時の湯気を見て、急いで黒い紙を用意して撮影しました。
よく見ると水滴の細かい微粒子が感じられます。
まとめ
撮影はiPhoneで撮影しました。最初と最後が普通のスピードに戻るのが良いですね。よりスローモーションを印象的に感じることができます。
あとスマホで撮影するのを気に入っているのは、雪の中や低い位置からの撮影が気を使わずにできるのが良いですね。
そして軽いので雪のシーンなどは片手にライトを持って雪を照らしながら撮影できたりするのも便利です。
ということで、ぜひ優しい目線で冬の風景をスローモーションで切り取って、ほっと一息ついていただけたらと思います。
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